故障かなと思ったら「ガスコンロ」
故障かな?と思う前のチェックポイント
故障かな?と思ったら、機器操作による不具合かもしれませんので、まずはお客さまご自身で実施可能な下記項目をご確認下さい。それでもなお不具合が改善されない場合は、当社へお電話でご連絡下さい。
※苫小牧ガス以外のガス会社をご利用のお客さまは、ご契約のガス会社またはガス機器メーカーにお問い合わせください。
※ガス機器が保証期間内の場合、費用は発生しません。
点火しない
パチパチというスパーク音がせず、点火しない
電池の交換により改善される可能性があります。電池を交換される際には、以下の点にご注意ください。
- ●2個とも新品のアルカリ電池を使用していますか
- →1本だけ新品の電池に交換した場合や、マンガン電池を使用した場合は、正常に作動しなくなる可能性があります。
- ●買い置きの電池ではなく、新しい電池を使用していますか
- →古い電池は、放電により、未使用であっても症状が改善されない場合があります。新しい電池をご使用ください。
- ●電池の向きは反対になっていませんか
- →電池の向きが反対になってしまっていると、コンロは点火しません。
- 電池ケースや説明書に記載されている、電池の+・-の向きを必ずご確認ください。
- お使いの機種によって、電池ケースの開け方や電池の向きが異なります。
- 必ずガスコンロ本体の表示や説明書をご確認ください。
- <ビルトインコンロ>
- <テーブルコンロ>
電池を交換しても症状が改善されない場合は、以下の点をご確認ください。
- ●バーナーキャップは正しい位置に取り付けられていますか
- →バーナーキャップの位置がずれていると点火しません。正しい位置を確認し、浮きがないよう取り付けてください。
- ●バーナーキャップは濡れていませんか
- →吹きこぼれた後や掃除をした後は、バーナーキャップが乾いてからガスコンロをご使用ください。
パチパチというスパーク音はするが、点火しない
以下の5項目についてご確認ください。
- ①ガス栓は開いていますか
- →ガス栓が閉じたままの場合、ガスがコンロまで届かないため点火しません。ガス栓を開いてご使用ください。
- ②ゴムホースは折れていませんか
- →ゴムホースが折れていると、ガスがコンロまで届かず点火しません。ゴムホースに折れやねじれがないかご確認ください。
- ③ガスコンロ以外のガス機器は使用できますか
- →ガスコンロ以外のガス機器も使用できない場合、ガスメーター側でガスの供給を遮断している可能性がございます。
- ガスメーターの復帰方法につきましては、こちらからご確認ください。
- ④バーナーキャップは正しい位置に取り付けられていますか
- →バーナーキャップの位置がずれていると点火しません。正しい位置を確認し、浮きがないよう取り付けてください。
- ⑤バーナーキャップは濡れていませんか
- →バーナーキャップが濡れていると、ガスコンロの安全装置が作動し、点火しない場合がございます。
- 吹きこぼれた後や掃除をした後は、バーナーキャップが乾いてからガスコンロをご使用ください。
点火ボタンが押せない
- ●点火ボタンのロックは解除されていますか
- →押しボタン式のコンロには、誤作動を防止するためのロック機能がついています。
- 点火ボタンの近くに「ロック」と書かれたつまみや鍵のマークが書かれたつまみがあるので、ご確認ください。
コンロからピーという音が鳴る
以下の2項目についてご確認ください。
①コンロ・グリルの操作ボタンを戻し忘れている場合
- コンロ・グリルの操作ボタンが押しっぱなしになっている可能性があります。
- →ガスコンロには、操作ボタンの戻し忘れを音でお知らせする機能がついています。
- 一度全ての操作ボタンを押していただき、戻し忘れているボタンがないかご確認いただくようお願いいたします。
- <参考動画>
②操作ボタンの戻し忘れはないのに、音が鳴る場合
- コンロ以外から音が鳴っている可能性があります。一度、コンロの電池を抜いてください。
- ガスコンロの電池を抜いても音が鳴る場合、コンロ以外の機器もご確認ください。
- (例)
- ・冷蔵庫の扉が閉まっているかどうか
- ・火災報知器が鳴っていないか…火事でないのに火災報知器が鳴る場合は、火災報知器の販売店や管理会社にご連絡ください。
- ※ガス警報器は、音声により警報をお知らせします。音声の案内がない場合は、ガス警報器以外が鳴っている可能性があります。
- 「ガスが漏れていませんか」「空気が汚れて危険です」はガス警報器から鳴る音声です。
上記内容をお試しいただいてもコンロから音が鳴る場合
下記お問い合わせ先までご連絡ください。
- お問い合わせ先:0144-32-5383 (苫小牧ガス サービス課直通)
炎の色がいつもと違う(青色でない)
通常、ガスコンロの炎の色は青色です。
炎の色が写真のような青色でない場合、以下の3点をご確認ください。
- ●室内で加湿器を使用していませんか?
- 室内で加湿器を使用していると、その影響でガスの炎が赤くなることがあります。
- これは、加湿器の水分に含まれるカルシウムが、ガスの炎に反応して起こる現象です。
- 加湿器の使用を停止し、換気することで炎の色が青に戻る場合は、そのままご使用いただいても問題ございません。
- 加湿器の使用を停止し、換気した状態でも炎の色が赤いままの場合は、他の原因が考えられます。
- ●換気はしていますか?
- ガスコンロ使用時、換気が不十分だと、ガスコンロまわりの酸素が不足し、不完全燃焼を起こしてしまいます。
- 窓を開ける・レンジフードを使用するなど、換気を行ってください。
- ●バーナーキャップが汚れていませんか?
- バーナーキャップが汚れ目詰まりすると、内部の酸素が不足し、不完全燃焼を起こしてしまいます。
- 歯ブラシなどを使用し、水洗いを行ったあと、完全に乾いてからガスコンロに取り付けてください。
- <バーナーキャップの洗い方>
炎が急に小さくなった
- ●ガスコンロのSiセンサーが機能していませんか?
- Siセンサーの温度制御機能により、火が小さくなっている可能性があります。
- 2008年10月以降、家庭用のガスコンロには全口へのSiセンサー搭載が義務化されています。
- Siセンサーには、鍋底の焦げ付きを察知し温度制御したり、消火する安全機能があります。
- Siセンサーの詳細につきましてはこちらをご覧ください。
ガスの臭いがする(いやな臭いがする)
- ただちに使うのをやめ、ガス栓を閉じて苫小牧ガスへ連絡してください。
-
●換気扇などのスイッチには手を触れず、窓を開けて換気してください。
- ●周囲に燃えやすいものやプラスチック製品などがあれば取り除いてください。
- お問い合わせ先:0144-32-5384 (苫小牧ガス 供給部直通)